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札幌啓成高校新聞局の皆さんからSNSについて取材を受けました1 [ニュース・社会]

2013年11月8日、北海道札幌啓成高等学校の新聞局の皆さんから取材を受けました。

取材の内容は、高校生にも利用者が急増しているSNSについてです。
どうして私が取材を受けることになったのかというと、私がマイベストプロ北海道に投稿した「ソーシャルネットワークの功罪」というコラム(http://mbp-hokkaido.com/m-masuda/column/1330/)を見て、この分野のことをいろいろ教えてもらえそうということで取材依頼があったのです。

 ■ マスダが高校の新聞局のみなさんに語った話を少しご紹介

取材は、女子高生3名と顧問の先生によるものでした。
自分の子供よりも若い人たちから取材を受けるというのも新鮮な経験で、これからの未来に多くの可能性を持っている高校生の皆さんに少しでも役に立つ話をしたいと思い、取材の趣旨から少し外れましたが、読書の勧めや、将棋の「三手の読み」を例に挙げて、
『どういうリアクションが予想されるのかを考えてから行動する必要がある』
といった話もさせてもらいました。

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本題のSNSの話では、本人は匿名で投稿しているつもりでもそれは本人の勘違いであって、人を傷つけるような投稿をした場合には、簡単に個人が特定されて本人が全く想定していなかったような厳しい批判にさらされるということをまず伝えました。


最近の話題では、衣料品店「しまむら」で店員に土下座をさせた女性が、その写真をツイッターに投稿したところ瞬く間に投稿者の個人情報が解明されて、ついにはその女性が強要罪で逮捕されるという事態にまでなっています。

また、面白半分でアルバイト先の冷蔵庫や冷凍庫に入って写真を撮影して投稿した人たちの場合には、写真を撮影している人と複数でこの投稿を行っている訳ですから、集団心理で歯止めが利かなくなっていた可能性があります。

こういう悪ふざけをしようとしている集団の中でそれを制止するような発言をすることは、「空気を読めない面白くないやつ」といったネガティブな反応をされることもあるので、「仲間外れになりたくない。」と思う気持ちが強いほど言い出しにくいものです。
そのときに「駄目なものはダメ!」と毅然として発言するほうが、結果として仲間を守ることになるというところまで想像力を働かせられるかどうかで、その人の行動は決まるのです。


もう一つSNSについて話したのは、ネットの世界には善意の人ばかりがいる訳ではないということです。

ネットに不用意に自分の個人情報を曝してストーカー被害に遭うという事件報道もなされていますが、単純に友達を増やしたいという思いで自分の個人情報を無防備に公開することは、「私は隙だらけの人間です!」と公言しているようなものです。そのリスクを理解したうえで、悪意の人に知られても困らない範囲で自分の情報を発信するという用心深さも必要でしょう。

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ちょっと長くなってしまったので、この続きは次回13日水曜日にアップすることとします。
なお、取材のため当事務所に来所していただいた北海道札幌啓成高等学校の新聞局の皆さん、ブログ記事とすることをご了承いただきましたことを感謝いたします。

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タグ:SNS
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