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札幌啓成高校新聞局の皆さんからSNSについて取材を受けました2 [ニュース・社会]

今日のブログは、前回の「札幌啓成高校新聞局の皆さんからSNSについて取材を受けました」の続きです。ご縁があって取材に来てくださった高校生の皆さんに何を伝えられるか。取材テーマのSNSのことを中心にマスダが熱く語りました。では続きをどうぞ。

 ■ ネット上の世界も「現実世界」です

注意しなければならないのは、ネット上の表現は”バーチャル”なものと思ってしまいがちだということです。

ゲームの世界では、どんなにひどいことや仲間を失ってしまうような失敗をしてしまったとしても、リセットすればやり直せます。しかし、SNSやネットの世界でやり取りをしている相手は生身の人間であるということを忘れてはいけません。

自分が発信したことについて、相手が「どう受け取る」だろうか、ひょっとしたら、相手の気持ちを「とても傷つけてしまう」のではないかといったといった配慮は、対面でのコミュニケーションの場合と異なるところはありません。
むしろ、こちらの表情まで伝わらないネット上の方が誤解も生じやすいので、より注意深くコミュニケーションする必要があるのだと思いますが、現実には即時のレスポンスを求められるので、返事をするのも考える余裕がないことの方が多いようです。

最近の子供たちの間では、友達からのメールやラインの書き込みに対してすぐに返信しなければならないといった強迫観念で、お風呂に入るときにも携帯を手放せないという人もいるようです。

「すぐに返事を返さないと仲間外れにされてしまう。」
という思いがあるのかもしれませんが、そんな考えが異常だということに早く気付くべきです。

すぐに返事を返すことを求めるということは、離れていても自分の都合で相手の時間を「拘束する」ことになるということです。そんなに束縛しあう関係は本当の友達関係とはいえないのではないかとよく考えてみた方が良いでしょう。


 ■ 個人が自分の考えを発信できるツール~使いこなすスキルが必要

だとすると、SNSはやらない方が良いのではないかという話にもなりかねないのですが、私自身は、SNSもコミュニケーションのためのツールとして社会に役立つものだと思っています。

これまで、自らの考えを社会に発信する機会を持たなかった私たち個人が、ネットの世界を通じて世界中に自分の考えを伝えることができるのです。

今回の取材のきっかけは前回のブログの冒頭でお話しした通りですが、ネットのコラムに私が投稿しなければ、私がSNSについてどんな考えを持っているのかを高校生が知ることもなかったでしょうし、取材を受けることもなかったのです。

つまり、ネットが普及するまではマスコミと接点を持てる人だけが社会に向けて自らの考えを発信できたのが、今では誰でもが発信者になれて、社会的に受け入れられる発信内容であれば、それを誰かが取り上げて更に広がっていくということもあるのです。

私は、SNSをうまく使いこなすことが、多くの人にとって、これから必要とされるスキルになる可能性すらあると思っています。

そういう意味で、今回の取材は、若い人たちに、通信手段の特性を理解してうまく使いこなせるような教育をしていく必要があるのかなという思いを強くした経験でした。

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