消費不況の時代に何をなすべきか

昨年から，中小企業の経営に関して，毎月勉強会を行っています。

昨年，勉強会を始めた当初は，企業経営を学ぶことで，企業経営を効率化し，業績の向上に寄与することを目的としていたのですが，昨年後半に発生したアメリカ発の金融危機に端を発した消費不況は深刻で，私たちの勉強会も，消費不況に対応したものにならざるを得ないと考えています。

そこで，今月の勉強会は。消費不況の時代に企業がなすべきことをテーマに取り上げてみました。

消費不況の現在も売り上げを伸ばしている企業はありますが，その企業の傾向は，良いものを低額で提供しているというところがほとんどで，一般の中小企業がまねをするのには，体力的に問題があります。

私の考えは，これまで企業経営ということを真剣に考えてこなかった中小企業には，経営面で改善の余地が十分にあると思われるので，このような消費不況の時代に無理に売上を伸ばす努力をするよりも，社内の体制を整えて，景気が回復したときに，一気に業績を伸ばす足掛かりを作るべきではないかということです。

そのようなことで，今月は，財務面のリストラというテーマで勉強会を行おうと思っています。

経営的に行き詰まった企業は，多額の借入があるにもかかわらず，業績に貢献していない不要な資産を抱えていることが多いのです。
また，借入も，借りやすいからということで，短期借入を繰り返している会社が少なくありません。

これらの財務面の問題を解決すれば，企業の負担は軽くできます。

企業経営にかかわる方は，調子が良かった時の惰性で経営していないかどうか，この機会に見直してみるのはいかがでしょうか。

企業経営勉強会に興味のある方は，ぜひ参加してみてください。

詳細は，こちらのホームページでご確認ください。
http://www.sapporo-sogo-lo.com/news/2008042102.html

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