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ロータリークラブと職業倫理 [ロータリー]

4月12日に滝川市で開催されたロータリークラブの地区協議会に参加するため、前日の11日から滝川市内に一泊してきました。

地区協議会というのは、世界のロータリークラブを地区に分け、北海道の西半分に当たる2510地区に所属する73クラブの、次年度の会長・幹事・主要委員会の委員長が次年度の活動内容を協議する集まりで、地区大会に次ぐ地区の行事です。

私は、次年度、所属クラブの国際奉仕委員長に選任されたために出席することになりました。

この会議の冒頭の講演で、元の地区ガバナーから、世界恐慌の時のロータリーの話をお聞きしました。(ちなみに、ロータリーの創始者はポール・ハリスというアメリカの弁護士です。)

世界恐慌の時には、多くの会社が倒産を免れなかったのに、ロータリークラブのメンバーの会社が何とか生き延びていたので、人々がロータリーは不況に強いという認識を持つようになって、ロータリークラブが広がるきっかけになったというのです。

どうして、ロータリークラブが不況に強いのかというと、ロータリーの綱領などで、職業倫理を高めることを推進していることや、職業を通じて社会に奉仕するというロータリーの理念に従った経営が、社会の信頼を得て、不況の時にも顧客をつなぎ止めることができたということのようです。

職業上の高い倫理を維持して、職業を通じて社会貢献をすることが企業の信頼を高めるという考えには全く同感であり、今の時代にも通じる普遍の考えだと思います。(最近のCSRの考えに通じるものです。)

今の時代は100年に一度の不況といわれていますが、その対処方法については世界恐慌の時の対策に学ぶことが多いと思います。

ロータリーの理念に従って経営している企業は不況に強いというのは同感です。ただ、ロータリーのメンバーが、皆そのような経営をしているかというと、自信を持って「そうです。」といえない実体もあります。

高い職業倫理に基づいて仕事をすることは、社会から評価されるということもありますが、何よりも自分自身が気持ちよく仕事をすることができます。そして、それが、仕事を続けるための活力になります。

ロータリーの活動を通じて、今後も職業上の倫理感を高める意識を持ち続ける必要があるという思いを新たにした一日でした。


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