SSブログ

行動分析は面白そう [日記・雑感]

昨日は、日弁連の委員会に出席するために、朝早く札幌を出て家に着いたのが夜の10時過ぎという一日でした。

委員会のはしごをしたために、少し空き時間があったので、本を一冊読みました。タイトルは「短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント」という本で、人間の行動分析に基づいて、社員のスキルアップをするための方法を分かりやすく説明しています。


書いてある内容のポイントは、
①成績を上げている社員の行動を分析して、結果に直結している行動を見つけ出す。
②結果の出ない社員にその同じ行動をとるように指示をする。
③そして、実際に結果が出なくても、社員が結果に結びつく行動をとったときには、その行動を評価して、即時にプラスの評価をする。
④このプラスの評価が繰り返されることによって社員は、自発的にそのプラスの行動をとるようになる。
⑤その結果、会社の業績がアップする。
というものです。


この場合のプラスの評価に高価な賞品を与える必要は無く、バッチやコーヒーチケットのような安価なもので十分なのですが、大事なのは、行動に対して直ぐに評価してあげるということです。

業績に応じて半年ごとに特別賞与を出すという評価を行う企業は少なくないと思いますが、筆者の考えでは、これでは行動改善の効果が期待できないということです。行動と評価の間に時間がありすぎるのと、評価されるかどうかが不確実だからです。

企業のマネージメントを行う立場の者が取り組むのは、会社にとって望ましい行動の分析と抽出。そして、社員がその行動を自発的に行うように動機付けを行って定着させるということだそうです。

この考えは、何も会社の社員教育に限ったことではなく、個人的なセルフコントロールの場面でも当てはまるといいます。

例えば、ダイエットに取り組んでいる場合に、「体重が3キロ減ったら良い服を新調しよう」という目的を立てたとしても、その目的達成のためにはかなりの時間を要します。

それよりも、ダイエットに結びつく小さな行動に対してポイントを与えて、そのポイントがたまったら、何か自分にご褒美をあげるというようにしたほうが、継続ができ、結果にも結びつきやすいということになります。

私が、最近歩数計を持ち歩いているのはこのブログをお読みの方はご存知だと思いますが、毎日の達成目標は1万歩歩くことです。ディスクワーク中心の仕事をしていると、1万歩を歩くのは結構大変です。

それでも、この歩数計を持ち歩くようになって、体重を減らすという目標よりも、まずは1万歩をクリアするという目標を何とか達成しようとしている自分に気付きます。

これは、なにも賞品は無いのですが、1万歩をクリアしたという小さな達成感を求めてこれまでは乗り物に乗っていたところを歩くようになっています。

もちろん、このような行動を続ければ、いわゆる生活習慣病と距離を置いて健康的な生活を送れることに繋がるでしょう。本当の目的は、健康的な生活にあるのですが、毎日の目標はもっと目に見える、そして、日々結果の分かる1万歩という目標です。

その結果、私自身の体型も、以前より少ししまってきたような気がしています。このように、最終的に目指しているものに到達するためのステップとして、小さな達成可能な目標を設定して、その小さな目標をクリアするたびに達成感を与えられる小さなご褒美を用意すると、最終的に大きな成果が得られるような気がします。

皆さんも試してみてはどうでしょうか。


*****************************************************************
 会社の経営についての相談、研修講師、法律に関する勉強会の依頼
 相続、労働、債務整理・・・お悩みのかたはまず「プロ」に相談を!
 詳しくは、マスダの所属する札幌総合法律事務所http://www.sapporo-sogo-lo.com/
 または
 コンサル弁護士マスダオフィシャルウェブサイトhttp://www.masudaweb.jp/へどうぞ!


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

ブログを作る(無料) powered by SSブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。