地下鉄物流の社会実験がスタートしました

札幌市が，全国に先駆けて9月2日から地下鉄を利用した物流実験を開始しました。

北海道新聞の記事はこちら。※URLはリンク切れのため削除しました

この地下鉄物流構想は，マスダアカデミーのメンバーでもあるＫさんとその上司のＩさんが構想して，運送会社とも実現可能性を詰めたうえで札幌市に持ちかけた結果，実用化に向けて社会実験がスタートしたものです。

私も，上田市長とはもともと同業ですし，一緒にＣＤを製作した仲ということもあって，口添えをさせていただいた関係上，この社会実験がスタートしたことには感慨もひとしおです。

地下鉄物流を導入することによって，大型貨物車両の乗り入れによる中心部の混雑が緩和でき，渋滞緩和とＣＯ２の削減にも寄与できるほか，運送事業者にとっても，特に冬場渋滞によって配送時間が読めないというトラブルから解放されるというメリットもあるので，実用化すればまさに画期的なシステムとして国内外から注目されることになるでしょう。

この社会実験は，地下鉄利用者に対するアンケートを実施するなどの方法で影響を調査したうえで実用化に踏み切るかどうかを最終判断することになりますが，この構想が実現できれば，エコシティサッポロを世界に発信できるなど，札幌市の価値向上にも役立つので，是非とも市民の皆様のご理解をいただいて実用化にこぎつけてもらいたいものです。

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